キャルボネット
[ カンタン・バイィ ]

世界的なショコラの祭典“サロン・デュ・ショコラ 2020”がスタート。1月27日(月)~2月2日(日)までの7日間、会場である新宿NS ビル 地階=イベントホールに、22か国120以上のチョコレートブランドが集います。編集部は一般会期に先駆けて、1月26日(日)の“エムアイカード会員内覧日”に会場を訪問。たくさん購入してきたショコラの中から、まるで“石”のようなルックスの「キャルボネット」をご紹介しましょう。

こちらは、フランス北部リール出身、カンタン・バイィ(Quentin Bailly)氏による一品。2017年にお店をオープンし、同年にはサロン・デュ・ショコラ パリで新人賞を獲得。さらには、フランスのショコラ愛好家による会“C.C.C.”で金賞を受賞するなど、輝かしい経歴の持ち主です。当日はカンタン・バイィ氏本人もサロン・デュ・ショコラに来場していて、気さくにサインに応じてくれました。

「キャルボネット」は、そんなカンタン・バイィ氏の地元であるリールと大きな関係があります。なんでもリールが“石炭の街”であることから、「キャルボネット」はまさに石炭をモチーフにしているのだとか。なるほど、取っ手のような紐付きのパッケージは、石炭を入れる“バケツ”を意識した形なのですね。ちなみにブランドでは、リールの街にある名物の塔“べフロア”を模したショコラも販売中。カンタン・バイィ氏は、地元“リール”をかなり愛しているようです。

さて、ココアパウダーがたっぷりまぶされた「キャルボネット」をいただいてみましょう。日本玄米を使ったライスパフや、薄いクレープ生地のような素材が入っていて食感はとてもサクサク。中には、なめらか~なミルクチョコもぎっしり詰まっています。少し塩気が効いているので、甘みがグッと引き立っていたのが印象的でした。

遊び心あふれるパッケージは、食べ終わったあとに小物入れなどに使えそうなほど作りがしっかりとしていているので、高価な贈り物としてもオススメ。価格は2,808円(税込)です。普段はなかなか購入できないブランドなので、この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

[DATA]
購入場所:新宿NSビル地下1階=イベントホール
ブランド:カンタン・バイィ
価格:2,808円(税込)
購入日:2020年1月26日
賞味期限:約1か月(2020年3月7日)
保存方法:湿気の少ない涼しい場所(15℃~18℃が適温)に保存
内容量:1箱
特定原材料:小麦、卵、乳

原材料名
ミルクチョコレート(砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオ豆、脱脂粉乳)、小麦粉、バター、ライスポップ(日本玄米)、砂糖、ヘーゼルナッツ、フィユティーヌ(小麦粉、砂糖、バター、脱脂粉乳、カラメル、食塩、麦芽エキス)、ココアパウダー、全卵、菜種油、アーモンド、食塩、ココアバター、バニラビーンズ、ソルビトール、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(銀箔)
»サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト
»カンタン・バイィ 公式サイトへ


※この記事の情報はすべて、購入日時点のものです。

Our Rating

5 値ごろ感

7 ルックス

7 食感

7 満足感

カンタン・バイィ氏の地元リールへのオマージュを込めたショコラ菓子。ショコラは石炭、パッケージはバケツをイメージしたもの。ライスパフなどを使用し、サクサクとした食感が特長的です。