テイクアウトメニューがさらに充実!
「サロン・デュ・ショコラ 2019」@新宿NSビル
イベントレポート
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チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2019」がいよいよ開幕! 今年は、新宿NSビル 地階=イベントホールを会場に、1月23日(水)~29日(火)の7日間にわたって開催されます。新宿スイーツ編集部は、一般会期に先駆けて行われた“エムアイカード会員内覧日”に会場を訪問。一足お先にイベントを堪能してきたので、そのレポートをお届けしましょう。

なお「サロン・デュ・ショコラ」では、混雑緩和や待ち時間の短縮を目的に、“時間帯別の入場チケット制”を導入しています。参加希望者の方は、デジタルチケットサービス「PassMarket」にて、1枚600円(税込)でチケットを事前にご購入ください。本稿を執筆している1月22日21時では、売り切れている時間帯はありつつも、各日すべてチケットを購入可能でした。

注目ポイント&会場の様子は?

過去最大となる112ブランドが参加する「サロン・デュ・ショコラ 2019」。普段はなかなか購入できないチョコレートをお求めなら、ミスター&ミセス ルヌー(MR&MRS RENOU)イカ チョコレート(IKA CHOCOLATE)といった日本初上陸ブランドを見逃せません。現在のトレンドとして注目を集める“ルビーチョコレート”を販売するブランドも多数でした。

また、今年の大きなトピックは、テイクアウト&イートイン商品が昨年と比べて、約2倍に増えたこと。35ものブランドができたての焼き菓子や冷たいアイス、フラッペなどを提供しており、会場内に常に甘い香りが漂っていたのが印象的でした。ついつい食欲が増すこと間違いなしです。食事用のスペースも広めに設けられているので、食べ歩きメインで「サロン・デュ・ショコラ」を楽しむのもアリかもしれません。

少々気になったのが会場の混雑状況です。参加した“エムアイカード会員内覧日”11時30分からの回では大混雑といった状況で、有名ブランド前には長~い行列が。編集部もキャラメル パリ(Karamel Paris)の商品を求め、約90分ほど購入待ちの列に並びました。ただ一般会期中は、チケット数に余裕のある時間帯も多いため、今日ほど混雑することなくイベントを楽しめるのではないでしょうか……。とはいえ、時間に余裕を持って、来場されることをオススメします。

編集部オススメの3ブランド

ここからは、「サロン・デュ・ショコラ 2019」の注目ブランド3つをご紹介したいと思います。最初にピックアップするのは、日本初上陸のブランド、“ショコ・オ・キャレ(CHOCO²)”です。ショコラティエのジャンピエール・ロドリゲス氏は、ピエール・エルメ(PIERRE HERME )やパトリック・ロジェ(Patrick Roger)といった名店で修業を積んだ人物。2018年には「パリの15人のショコラティエ」に選出されています。

今回編集部は、キューブ型のフォルムが目を引く「ショコラ アソート ルージュ 9個入」を購入。こちらは、サロン・デュ・ショコラ東京会場限定品なのだとか。胡麻のプラリネと柑橘のジュレを詰め込んだ1粒は甘みがたっぷり。一方で、金箔をあしらった1粒はライム&バジルのミルクガナッシュが中に入っており、スッキリとした味わいでした。見た目も味も、非常に手の込んだ一品です。

続いてご紹介するのは、ヨシノリ・アサミ(Yoshinori Asami)。フランス・ストラスブールの名店“キュブレー(Kubler)”でメインパティシエを務めた、日本人ショコラティエによるブランドです。

職人仕事を感じさせる繊細なデザインが印象深く、今回購入してきた「コフレ プラリネ 3本入は、ビビッドな赤/黄色/緑のカラーリングがとっても素敵です。3本の中で個人的なお気に入りを挙げるならば、赤色の「トンドレス」。アーモンドプラリネとヘーゼルナッツのペーストを加えており、香ばしさがたまりません。それぞれ1本10cmほどの長さなので、食べ応えもバッチリです。

最後にご紹介するのは、キャラメル パリ(Karamel Paris)です。ブランドを立ち上げたニコラ・アレウィン氏は、11年間“ラデュレ”で腕を磨き、2016年に同ブランドの店舗をパリにオープン。編集部が出店ブースを訪問した際には、自ら店頭に立ち、気さくにサインや写真撮影に応じる姿が印象的でした。

ブランド名通り、キャラメルを使った商品を手がけるキャラメル パリ。今回購入した「キャラ マンディアン キャラメル ブロンド 1箱」は、キャラメル入りのブロンズチョコレートにナッツやドライフルーツをトッピングした一品です。キャラメルのほんのりビターなテイストがしっかり効いていました。

テイクアウトメニューも要チェック!

混雑時はコートを脱ぎたくなるほどの熱気に包まれる会場。お目当ての商品を買い終わって、一息つきたい時は、テイクアウトスイーツを召し上がってみては。ということで、編集部が実際に購入したテイクアウトメニュー2つをご紹介しましょう。

クールダウンしたい方にオススメなのが、コロンとしたフォルムがかわいい「ブリオッシュ・コン・ジェラート(税込:1,000円)」。フランスの菓子パン“ブリオッシュ”で、バニラ、チョコレートのジェラート2種をサンドしたスイーツです。パン生地はとっても軽い食感ながら、しっかりと小腹を満たしてくれました。友達や家族とシェアして食べるのもいいかもしれませんね。

クリオロ(CRIOLLO)の「フォンダンパフェ(税込:810円)」にもご注目を。ミルキーなソフトクリームと、なめからなフォンダンショコラを組み合わせたパフェです。フォンダンショコラはカカオの旨味がしっかりと感じられるほど、味わいがとっても濃厚でした。

会場マップで事前準備を!

会場を散策しながら「何を買おうかな?」と検討するのも良いですが、混雑時は場内が混みあうため、ゆっくり商品を観れないことも。せっかくの“お祭り”ですから、「デジタルカタログ」などで、あらかじめ購入商品の目星を付けておくことをオススメします。


※クリックで拡大します。

その上で、上記の会場マップを見ながら購入順を考えておくと、当日スムーズにお買い物を楽しめるはず。会期中にブランドの配置が変更になる場合もあるため、詳細は当日会場で配られるマップにて要確認ですが、「サロン・デュ・ショコラ 2019」に参加される方はぜひ参考にしてみてくださいね。

[開催情報]
開催地:新宿NSビル 地階=イベントホール(東京都庁舎隣り)
期間:(一般会期)2019年1月23日(水)~29日(火)
»サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト

※この記事の情報はすべて、掲載日時点のものです。