伊勢丹 新宿店 本館6階=催物場にて、1月31日~2月14日まで開催中の「スイーツコレクション2018」。編集部は、初日に会場を訪問&たっぷり商品を購入してきました。昨年に比べて会期が1週間ほど延び、参加ブランドのラインナップもよりパワーアップした同イベント。その見どころや注目ブランドなどを、まとめてレポートしたいと思います!
話題のチョコレートブランドが世界中から大集合!
会場でゲットしたカタログを確認したところ、出店ブランドの数はなんと90以上。人気ショコラティエの新作や、こだわりのカカオ豆を使用した本格派チョコレート、“インスタ映え”必至なアイテムなどなど、バラエティ豊かな品揃えを楽しめます。CACAO/BRAND&CHOCOLATIER/UNIQUE&LIMITED/ALCOHOL/PARTYほか、さまざまなテーマに沿って集められたブランドのブースを訪れて、お好みの品を探してみてください。
CACAOというテーマでは、三越伊勢丹がプロデュースする新ブランド、ナユタ チョコラタジア(NAYUTA CHOCOLATASIA)や、1948年にフランス・ノルマンディーで創業した老舗ブランド、ミシェル・クルイゼル (Michel Cluizel)などが出店しています。
BRAND&CHOCOLATIERには、スペイン・バルセロナに本店を構えるブボ・バルセロナ(bubo BARCELONA)や、ベルギーチョコレートの奇才、ピエール・マルコリーニ(Pierre Marcolini)が並んでいました。チョコレート好きなら誰もが知る、ビッグネームがずらりですね。
UNIQUE&LIMITEDとしては、斬新なクリエーションで人々を楽しませるセバスチャン・ブイエ(Sébastien BOUILLET)、ハリウッドセレブ御用達な米ロサンゼルス発のブランド、コンパーテス ショコラティエ(Compartes Chocolatier)などがピックアップされていました。
他にも、ここでは紹介しきれないほど、多種多様なブランドがイベントに参加。新宿地区としては、タカシマヤの「アムール・デュ・ショコラ」や小田急百貨店の「ショコラ×ショコラ」といった催事がすでに始まっており、遅れてのスタートとはなりますが、さすがは伊勢丹新宿店。独自の視点で幅広いラインナップを揃えており、見所は満載です。
編集部が会場に到着したのは、1月31日の11時ごろ。上に掲載した写真をご覧いただくと分かるように、この時点で売り場はかなり混雑していました。とはいえ多くの場合、“並ばなければ商品を買えない”というほどでもありません。お祭り気分が盛り上がる(笑)、ほどよい混み具合だと感じました。
ただし、バビ×ハローキティ(BABBI×Hello Kitty)&パティシエエス コヤマ(PATISSIER eS KOYAMA)のブースには、長~い行列が……。これらのブランドに目当ての商品がある場合は、早い時間に訪問されると良いかもしれません。
編集部が売り場を散策していて何より嬉しかったのが、訪れた多くのブースでチョコレートを試食させてもらえたこと。時には、店員さんに引き止められて、突然チョコレートを手渡されることも(笑)。「味を確かめてからギフトを選びたい!」という方は、ぜひいろいろなブランドのブースに足を運んでみてくださいね。
「イートイン」コーナーも充実!
たっぷり歩き回って疲れたら、「イートイン」コーナーへ。会場内の一部ブースでは、その場で食べられるさまざまなチョコスイーツを販売しています。編集部が購入したのは、会場マップのB2に位置する、ヴェストリ(VESTRI)の「ヴェッルタータ フィオール・ディ・リーゾ」(税込:648円)。ジャンドゥーヤクリームの舌触りはなめらか&濃厚で、疲れが一気に吹き飛ぶような美味しさです。添えられているビスケットにクリームをつけて食べれば、より一層おいしく召し上がれますよ。
なお、「イートイン」コーナーで販売されるスイーツの種類は、時期によって変わります。今回購入したヴェストリ(VESTRI)の「ヴェッルタータ フィオール・ディ・リーゾ」は、1月31日~2月7日まで。2月8日~14日にかけては、同じブースでダリケー(Dari K)の「とろける出来立て生チョコレート」(税込:681円)&「ホットチョコレート」(税込:450円)が販売されるようです。また、バビ(BABBI)が販売している「ソフトジェラート」(税込:486円)も、時期によりフレーバーが変わるとのこと。詳細は、「スイーツコレクション2018」のイベントページをご覧ください。
編集部が注目した3ブランド
ここからは、新宿スイーツ編集部が実際に購入&レビューした商品をもとに、注目のブランドを3つ、ご紹介したいと思います。
一つ目は、ナカムラチョコレート(Nakamura Chocolete)。オーストラリアを中心に活躍するショコラティエール・中村有希さんのブランドです。オーストラリア・メルボルンの製菓学校や、パースのフレンチパティスリーでショコラ作りを学んだ彼女は、2010年にブランドを開業。現在、1児の母として家事と育児を両立させながら、ショコラティエールとして活躍されています。
今回購入してきたのは、「THE NAKAMURA SELECTION 6個入」(税込:2,160円)。抹茶/白胡麻/柚子などが用いられたボンボンショコラです。日本人にとっておなじみの食材が、中村さんのクリエイティブな発想により、新鮮な味覚へと見事に昇華されています。宝石のような艶や、繊細で美しいデザインにも注目です。
続いて紹介するのは、タイチロウ モリナガ(TAICHIRO MORINAGA)。“お菓子をこえる、「をかし」な体験を。”というコンセプトを掲げる、森永製菓のショップです。同社が100年かけて築いた技術の粋を集めたスイーツで、“美しい、見事だ、趣がある”といった意味を持つ「をかし」な体験を届けてくれます。
「エアレーションプルミエ 5種アソート」(税込:1,728円)は、淡雪のようにとろけるチョコ&ほろ苦いビスケットを同時に楽しめるチョコスイーツ。“ふわふわ×ザクザク”な口当たりのコンビネーションは、まさに「をかし」な新食感でした。伊勢丹 新宿店限定フレーバーの「マンゴー」&「塩バニラ」を、ぜひこの機会にご賞味ください。
最後にご紹介するグイド・ゴビーノ(Guido Gobino)は、イタリア・ピエモンテ州のトリノに本店を構えるチョコレートブランド。2006年、冬季オリンピックの開催地となったことで知られるトリノは、実は“チョコレートの街”としても有名です。焙煎したナッツペーストを混ぜ合わせたチョコレート“ジャンドゥーヤ”も、トリノが発祥の地とされます。そんなチョコレート激戦区ともいえる街で絶大な人気を誇る名店が、グイド・ゴビーノ(Guido Gobino)なのです。
購入してきた「ゴビーノクラシコ7」(税込:1,815円)は、その名の通り7粒入りのアソートボックス。トリノ名物の「ジャンドゥイオット」やワインとマッチしそうな「チャルディーナ・エクストラビター・ブレンド」など、全4種の味を楽しめます。中でも注目は、ブランドの代表作と名高い「クレミーノ・アル・サーレ」。自然海塩とEXバージンオリーブオイルのブレンドにより生まれる味わいは、“究極のジャンドゥーヤ”と称されるのも納得のおいしさです。2008年ロンドンアカデミー・オブ・チョコレートから、世界ベストプラリネに選ばれたという理由、食べればきっとお分かりいただけるでしょう。
参加前にマップをチェック!
本館6階=催物場に話題のブランドが大集結する「スイーツコレクション2018」。「目当てのブースはどこ??」などと迷わないためには、事前計画を立てること、オススメします。スムーズに買い物をされたい方は、下記に掲載したマップをチェックして、目当てのブースがどこにあるのか、把握しておくとよいでしょう。また、こちらのデジタルカタログにも、魅力的な商品の情報がたっぷり掲載されています。チョコレートとの素敵な出会いに、ぜひお役立てください。
※クリックで拡大します。
[開催情報]
開催地:伊勢丹新宿店 本館6階=催物場
期間:2018年1月31日(水)~2月14日(水)
»スイーツコレクション2018 公式ページ
※この記事の情報はすべて、掲載日時点のものです。