グアテマラ[ ウシオチョコラトル ]

バレンタインシーズン真っ盛り。ということで、各百貨店では、数多くのチョコレートブランドが集う催事が行われています。お目当てのチョコレートを求めて会場に向かうのも楽しいですが、やはりバレンタイン催事の大きな魅力は、これまで知らなかったチョコレートブランドに出会えることでしょう。

いくつもの催事に足を運んだ新宿スイーツ編集部。今年も未知のブランドとたくさんの出会いがありましたが、その中からとくにオススメしたい“ウシオチョコラトル(USHIO CHOCOLATL)”を紹介したいと思います。こちらは、伊勢丹 新宿店「スイーツコレクション2020」に出店していた、広島県・尾道のBean to Barチョコレートブランドです。ウシオチョコラトルは、2014年よりブランドを展開。良質なカカオ豆を求めて、世界中のカカオ農園を自分たちで訪問し、直接仕入れたカカオ豆を使って、焙煎から製造、販売までを行っています。

さまざまなブランドのショーケースが、「スイーツコレクション2020」会場にところせましと並ぶなか、編集部が同ブランドのブースに引き寄せられた理由は、ウシオチョコラトルのタブレットチョコレートが六角形の個性的な形をしているうえに、パッケージデザインがとってもオシャレだったからです。フレーバーごとに、異なるイラストレーターやデザイナーがパッケージデザインを担当しているようで、思わず“ジャケ買い”したくなるほど。ちなみに今回購入してきた「グアテマラ」は、CHALKBOYさんというアーティストがデザインを担当しているそうです。

パッケージデザインだけでなく、その味ももちろん魅力的です。複数の産地のカカオ豆をブレンドして作られたチョコレートもありましたが、基本的にウシオチョコラトルは1つの産地にこだわった“シングルオリジン”チョコレートを販売しています。カカオ豆ごとの個性を活かすために、カカオと砂糖のみで製造することにこだわっているそうです。編集部がチョイスした「グアテマラ」も原材料名を見てみると、書かれているのは「カカオ豆(グアテマラ)、砂糖」のみ。カカオ豆の味わいへの強い自信が感じられますね。

商品の説明テキストに「レモンのような酸味でビールのようなコク」と書かれていましたが、実際にいただいてみると、まさにその通りの味わいで、砂糖のみしか加えていないにも関わらず、爽やかな酸味や塩気があることにとても驚かされました。レシピだけを見ると食べにくさを感じるかもしれませんが、全くそんなことはありません。ほんの少しジャリっとした食感で、噛むたびに豊かな風味が口の中に広がります。

店頭では、ココナッツミルクのような甘みがある「ガーナ」、ピーチのようなスッキリとした味わいの「ハイチ」など、さまざまなフレーバーのタブレットがラインナップされていました。種類が豊富で迷ってしまうかもしれませんが、どの味も試食可能なので、自分の好みに合ったフレーバーをじっくりと選べるでしょう。残念ながら、ウシオチョコラトルは東京に常設店を構えていませんが、オンラインストアにてチョコレートの販売を行っています。興味を持った方はぜひこちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。

[DATA]
購入場所:伊勢丹 新宿店 本館6階=催物場 スイーツコレクション2020
ブランド:ウシオチョコラトル
価格:864円(税込)
購入日:2020年2月12日
賞味期限:約11か月(2020年12月31日)
保存方法:直射日光、高温多湿を避け、涼しい場所に保存
内容量:40g

原材料名
カカオ豆(グアテマラ)、砂糖
»伊勢丹 新宿店 公式サイト
»スイーツコレクション2020 紹介ページ
»ウシオチョコラトル 公式サイトへ

ウシオチョコラトル/伊勢丹 新宿店

購入店舗所在地

※この記事の情報はすべて、購入日時点のものです。

Our Rating

9 値ごろ感

9 ルックス

9 食感

10 満足感

グアテマラ産のカカオ豆を使用。レモンのような酸味で、ビールのようなコクのある味わいです。