新年のお祝いに欠かせないフランスの伝統菓子、“ガレット・デ・ロワ”をご存知ですか? アーモンドクリームをサクサクのパイ生地で包んだお菓子で、フランスでは1月6日“公現祭”の日に家族で切り分けて食べるのが定番なのだとか。
ちなみに生地の中には、“フェーブ”と呼ばれる陶製の人形が隠されていて、切り分けたパイの中にそれが入っていたら幸運が訪れると言われています。運よくフェーブが当たった人は、その日、“王様”または“王妃様”として王冠をかぶり、みんなから祝福されるのだそうです。家族でとても楽しくいただけそうですよね。
そんなガレット・デ・ロワ、ここ最近は日本でも新年が近付くと、パン屋さんやスイーツブランド店頭で見かける機会が増えてきました。12月下旬、伊勢丹 新宿店のベーカリーコーナーに足を運んだところ、販売しているブランドはかなり多かったですね。その中から今回は、伊勢丹 新宿店に期間限定出店していたメゾン・ランドゥメンヌ(Maison Landemaine)の「ガレット・デ・ロワ プラリネノワゼット」をご紹介しましょう。
メゾン・ランドゥメンヌは、パン職人である石川芳美さんと、パティシエのロドルフ・ランドゥメンヌさんの2人によって、2007年にパリでオープンしたブーランジェリー・パティスリーブランド。2015年に日本進出を果たし、麻布台と赤坂に店舗があります。パリ発のお店ということで、本場のガレット・デ・ロワの味に期待がかかります。
「ガレット・デ・ロワ プラリネノワゼット」は、生地の中にアーモンドクリームと、ヘーゼルナッツとキャラメルからなるプラリネが入っています。生地はとてもサクサクでバターの香ばしさもたっぷり。キャラメルはほろ苦い味わいで、バターやアーモンドクリームの甘みとピッタリ合っていました。残念ながらフェーブは生地の中に入っていないのですが、購入したときに王冠と一緒に店員さんから渡してもらえました。楽しい気分だけでも味わえそうですね。
購入した「ガレット・デ・ロワ プラリネノワゼット」は1~2人用で直径10㎝ほど。店頭では4人用サイズも販売されていました。あまりに大きいと食べきれませんから、スモールサイズがあるのは嬉しいですね。なお、メゾン・ランドゥメンヌが伊勢丹 新宿店に出店しているのは12月31日まで。店員さんによると、麻布台のお店は2020年のオープン日が1月5日で、その日から同店でもガレット・デ・ロワが店頭に並ぶそうです。伊勢丹 新宿店に足を運べない方は、ぜひそちらを訪問してみては。
[DATA]
購入場所:伊勢丹 新宿店 本館B1
ブランド:メゾン・ランドゥメンヌ
価格:702円(税込)
購入日:2019年12月26日
賞味期限:約1日(2019年12月26日)
特定原材料:小麦、卵、乳
»伊勢丹 新宿店 公式サイト
»メゾン・ランドゥメンヌ 公式サイト
メゾン・ランドゥメンヌ/伊勢丹 新宿店
購入店舗所在地※この記事の情報はすべて、購入日時点のものです。